Indigo Films


★★★★★ 脚本パートナー募集 ★★★★★
一緒にアクション映画の脚本を書いてくれる方を探しています

 

こんにちは。トモです。
ただいま、一緒に「ハリウッド資本による90分尺のJアクション映画の脚本」を書いてくれる方を探しています

今回、なぜ僕がパートナーを探しているかと言いますと、理由が2つあります。

<脚本パートナーを募集する理由

  1. 2009年の夏にハリウッド資本でアクション映画を作らせてもらえるチャンスをいただいたのだけど、あまり時間がない!!
  2. 脚本は一人で書くより複数人で脳をぶつけあった方がより良いものになる!!

僕の永遠のアイドル、黒澤明監督も、複数人で脚本を書いていた頃の映画はストーリーが独創的で面白かったんだけれど、一人で書いていた晩年は、やはり物語として少し物足りなかった気がします(芸術面は素晴らしいけれど)。

また、僕はここ数年、アメリカのテレビに大注目しています。

ハッキリ言って、映画より面白い!!
「24」、「LOST」、「プリズン・ブレイク」、「4400」、「ソプラノズ」、「デス妻」、「グレイズ・アナトミー」などなど、脚本が本当に素晴らしい作品ばかり。

LOSTプリズンブレイク

 

なぜ映画よりも予算の少ないテレビの方が面白いのか???

 

僕なりに調べてみたところ、それは脚本家の数、に行き当たりました。
アメリカのテレビ・ドラマは脚本家チームがあり、10人前後の脚本家と、演出家、プロデューサー等、才能の塊がさらに固まって、ストーリーを編み出しているんですよね。

一方、
なぜ日本のテレビ・ドラマが苦戦していると言われているのか?
予算やテレビ以外の選択肢の増加等色々な事があるとは思いますが、日本は基本的に脚本家一人で書きますから、やはり脚本家の数、というのも一つの理由のような気がします。
逆に日本はバラエティは評価が高く、クリエイティブなものが多くありますが、構成作家の数を見ると10人近くいるんですよね。

脚本家の立場からは面白くない部分もあるかと思います。
一人で書いて「これが自分の作品!」と宣言するのはアイデンティティに関わる問題です。
でも、いまやビジネスの世界でもスポーツの世界でも大切なのは、組織力。
チームとして一つの高いビジョンをクリアしていく。
この論理は、クリエイティブの世界にも適用されて然るべきではないかな、と考えています。
色々な要因があるとは思いますが、あくまで僕個人の考え方として、ストーリーを面白くするのにこだわりたいのは、まずはストーリーを考える人の頭脳数です。

一人の人間に出来る事には限界がある。
頭脳の数、というのは良い作品を作る上でやっぱり大切
なんですよね。

 

と言う事で、僕と一緒に世界に飛び出してくれる脚本家を大募集したいと思います。

 

<応募していただく方に求めているもの

  1. サムライ、ニンジャなど日本文化を背景にしたエンタメ映画に興味がある方
  2. 世界に飛び出したいという気骨のある方
  3. 「自分のアイデア」よりも「ストーリーの良さ」にこだわれる方

 

11月に僕の長編映画第一作「The Tears of the Rabbit」というSF時代劇アクションをアメリカン・フィルム・マーケットという映画マーケットに売りに行きました。

rabbit

全く何のコネクションもありませんでしたが、

「基本的に失うものは何もない」

と信じて、参加企業、約450社のほとんどに飛び込みでセールス。すると、

 

「ポジティブなチャレンジャーには必ず扉が開かれる」

 

もので、幸運な事に取り扱っていただける会社さんと出会う事が出来ました(2008年12月現在、未だ交渉中)。
さらにラッキーな事に

「予算が低すぎて映像クオリティは低いし、ストーリーもダメダメだけど、君にはアクションを扱う映像センスがあるから、次回作にお金を出そう」

と言う、映画プロデューサーの方と出会う事が出来たんです!!!

後から知って、結構ビビったんですが、この人は業界30年以上の大ベテラン、アメリカ人プロデューサー

「リング」や「呪怨」など「Jホラー・ブーム」をアメリカおよびヨーロッパ市場に作り出した事で知られている方のようです。

リング呪怨

彼のビジネス・モデルは、時代に合致した非常に面白いものでした。
まず、長年、業界で活動している経験とコネクションを活かして映画ファンドを作り、たくさんの投資家からお金を集めます。
そこから数千万〜2-3億円の中規模な映画を作って、全世界に配給し、15%くらいのリターンを返す
んです。

彼がスマートなのは、リスクの高い大規模な映画は作らない事と、世界中に配給パートナーを持っている事。

基本的にアメリカでは映画を作りません。
予算規模が2-3億円だと、低予算インディペンデントになり、配給にも大変苦労するから
です。

ただし、同じ規模のお金を、例えばブルガリア、タイ、インド、キューバなど、他の国に持って行けば、結構な予算の映画になり、その国のタレントを集結させる事が出来ます。

こうして作った良質な映画を全世界に配給するんですね。
最近公開した映画はタイではナンバーワンを取り、ブルガリアではアカデミー賞外国語映画賞の候補作品に選ばれているそうです。

そんな彼がイタリアの次に好きなのは日本。
自宅の視聴室の壁は「修羅雪姫」や「Red Shadow / 赤影」など、日本のアクション映画のポスターで埋め尽くされているほど、大の日本好き
なんです。

修羅雪姫RED SHADOW

滞米中に三度ほど打合せしましたが、どうやら彼の中では、「次はJアクションだ!」という算段があるようで、ちょうど2009年の夏に、日本でアクション映画を撮ろうと思っていたそうです。

日本での映画製作経験も二度ほどあるようでしたが、英語が喋れてビジネス感覚のある若い人と、サムライ・ニンジャ映画を作りたいと、ちょうど思っていたそうで、彼とこのタイミングで出会えたのは正に奇跡!!

 

基本的にラッキーな僕だけど、ここまでラッキーとは。。。と思っていたのも束の間。

「ただし、一つ問題がある」

と。

( なんだろう。。。僕に経験が少ない事か。。。はたまた僕は日本人にしては日焼けしすぎているからか。。。)

などと考えていたら

「脚本がないんだ」

と。

「君の情熱に賭けてみたいけれど、僕がお金を出したいストーリーがまだ見つかってないんだよ!!」
と。

「なるほどー!!! そりゃアカんわ!!」
と言う事で、急遽、脚本を書く事になったのです。

 

ストーリーに関して、彼からリクエストされた事は以下の10点。

  1.  アクションがたくさんある娯楽映画である事
  2.  サムライ、ニンジャ、ゲイシャ、ショーグン、カタナ等のキーワードを出す事(笑)
  3.  主人公は若い日本人女性である事
  4.  テーマとドラマとロマンスがある事
  5.  オーソドックスなストーリーでオリジナリティのある設定
  6.  予算は5,000万円まで
  7.  撮影日数は16日まで
  8.  従って、大規模な群衆シーンやCGをバンバン使うようなものはダメ
  9.  従って、衣装代のかかる時代劇ではなく、時代設定の分からないストーリーが良い
  10.  出来れば、ラテン系のアクション俳優を使いたい(なんじゃ、そりゃ!?笑)

 

きびしーい!!!

 

ですが、せっかくいただいたチャンス
逃す選択肢は僕の中にありません。

ロケーションと登場人物の少ない、シチュエーション的なストーリーが良いのかなー、、、とは思っています。
イメージとしては「SAW」や「アイデンティティ」のニンジャ・アクション版って感じでしょうか?(笑)

 

<参考作品>

■新感覚のサムライ・ニンジャ・アクション

「修羅雪姫」、「Red Shadow / 赤影」、「サムライ・フィクション」、「スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ」、「VERSUS」、「サムライ・チャンプルー」、「アフロ・サムライ」、「アニマトリックス(プログラムとファイナル・フライト・オブ・ザ・オシリス)」、「獣兵衛忍風帖」、「座頭市(北野武)」、「あずみ」、「子連れ狼 死に風に向う乳母車」

サムライ・フィクションスキヤキ・ウェスタン・ジャンゴVERSUSあずみアフロ・サムライ

■シチュエーション・サスペンス

「CUBE」、「SAW」、「伊賀の乱」、「アイデンティティ」

CUBE伊賀の乱アイデンティティ

■低予算アクション / サスペンス

「エル・マリアッチ」、「続・夕陽のガンマン」などのレオーネもの、「es」、「バトル・ロワイヤル」

エル・マリアッチセルジオ・レオーネバトル・ロワイヤル

 

<スケジュール>  未定ですが、こんな感じで考えています。

  1. 1月〜3月に脚本完成したいです(それまでにブレスト、ディスカッションあり)。
  2. 2月頃までには英訳してハリウッドのプロデューサーに見せたい
  3. 直しをしつつ、4〜5月にプリ・プロ開始?
  4. 7月〜8月に撮影
  5. 秋〜冬に完成してベルリンのマーケットで販売開始予定
  6. 全世界公開は2010年から随時

 

良く分からないけど何だか面白そう!!

と思われた方、ぜひメールください。
ブレイン・ストーミングやディスカッションにだけ参加したい、という方も大歓迎です。

「脚本パートナー参加希望」
「脚本ブレスト参加希望」

と表題に書いて、まずはコチラに空メールください

また、興味を持っていただいけそうな方が周りにいらっしゃいましたら、ぜひご紹介ください!

 

一緒に世界を変えましょう!!

 

読んでいただいてありがとうございました!
皆さまにとって今日が最高の日でありますように!

TOMO
info@indigofilms.jp