Indigo Films




The Tears of the Rabbit
2008 カナダ・日本
約90分
SF時代劇アクション映画(90分)
デジタル/パナソニックHVX200

<公式サイト>
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飲めば不老不死になると言われる「ウサギの涙」を巡るSF時代劇アクションは、TOMOの初監督長編映画。

Production Note

4年越しのプロジェクト

バンクーバー・フィルム・スクールを卒業したのが2003年10月。
脚本を書き始めたのが2003年12月。
撮影の準備を始めたのが2004年6月。
撮影を開始したのが2004年8月。
追加撮影を行ったのが2005年8月。
日本に帰国するという事で完成上映会を行ったのが2006年1月。
音楽の入れ替えとサウンドの変更をして最終的に完成したのが、、、、、まだ。

日本に帰国したのが2007年2月だからもう2年になってしまうのだけれど、この間、仕事が忙しすぎてほっとんど” The Tears of the Rabbit”には手をつけられず、関係者の方々には大変申し訳ない事になってしまっています。

そもそも学校を卒業したての僕が長編映画なんて壮大なものを作ろうと思ったきっかけは2つあります。


 


ロバート・ロドリゲスに出来たら俺にも出来る!?


1つは
ロバート・ロドリゲス監督の「ハリウッド頂上作戦」という本を読んだ事。

これは現在、ハリウッドで活躍するロドリゲス監督が初の長編映画「エル・マリアッチ」を70万円で製作し、後に認められてハリウッドに招待される軌跡を日記調に書いたものなんだけれど、これは夢見るフィルムメーカーに取ってとってもインスパイアされる内容で、
「ロドリゲス監督が10年前に70万円で作ったって事は、いまだったらデジタルも進化してる事だし、100万円で作れるんじゃないか!!??」という根拠のないアイデアが浮かんできたんです(笑)。


もう一つは 、フィルム・スクールの同級生であるSeanという奴が、学校を卒業して2日後くらいに長編映画を撮影し始めた事。

当時19歳のSeanは学校にロクに現れないダメ生徒だったんだけれど、とても頭がよくて、夜はスタンダップ・コメディアンとして舞台に立つという変わった奴だった。

そんなSeanがパナソニックのDVXを買って長編を作り始めたって事は「俺にも出来るんじゃないか!!??」という、またまた根拠のない自信が生まれた(笑)。



プロデューサー、ハヤトとの運命的な出会い


人生って面白いなーって思うのが、
フィルム・スクールの卒業式で、同じ学校に通うハヤトに出会った事。
彼は僕よりも数ヶ月遅く入ったのでまだ学校に残っていたんだけれど、ハヤトとはすぐに仲良くなった。

彼は恵まれた家庭で、Seanと同じパナソニックのDVXを持っていたので、よくカメラを借りて色んな撮影をさせてもらった。
そんなハヤトに「長編作りたいんだけど、100万くらい何とかならない?」という失礼な頼み事をしたところ、数週間経ってから「オヤジに出資してもらった」と言って、すんなりオーケー!!!


そんなこんなで2004年8月から撮影を開始しましたが、、、、、
たくさんいろんな事ありすぎて書ききれないので、そのうち本にします(笑)。


こんな無謀な計画に賛同してくれたプロデューサーのハヤトに心から感謝!!
早く完成させて恩返ししたいなと思っています。
本当にご免なさい。。。


文・TOMO
2007/12/9


スタッフ:
 製作総指揮: Takashi Koiso
 プロデューサー: Hayato
 監督、製作、脚本、撮影、編集: TOMO
 共同製作: Richard Greenhalgh
 撮影: Mike Sidic、Josh Pangell
 編集: John・M・Cusack、Paul Whishaw、Hiroshi Hayashi
 メイク: Yuka Makino
 出演: Shaw Madson、Deanna Smith、Rick Faraci


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