|
|||||||
■ファイブ・スター・ムービーズの5つのルール
■当ブログ・サイト開設のきっかけ
映画批評はウェブ上でたくさん存在していると思いますが、当サイトでは基本的に作品紹介はいたしません。 どんなに酷い映画でも、必ず裏に魂を込めた人がいる。 とは言え、お金と時間を費やす映画、出来れば面白くない映画は見たくない。 僕は何を隠そう、元々はサラリーマンをしておりまして、IT業界で営業とウェブ・プロデューサーを5年ほどしておりました。 でも29歳の時に、「映画監督になる!」という浪人時代からの夢を実現するために、仕事を辞めてカナダのバンクーバーに渡りました。3年半ほど修行し、10本ほどのショート・フィルムと運良く1本の長編映画を製作し、約2年半前の2006年に帰国致しました。 帰国後はノー・コネクションの状態でしたが、サラリーマン時代の営業知識を活かした売り込みが何とか上手く進み、すぐにフリーランスで独り立ち出来るようになりました。 その後も順調に仕事をいただけるようになり、2007年の暮れに株式会社を設立、 これからまだまだやりたい事はたくさんありますが、最近フト気づいたんです。
今、僕が、クリエーターとして、好きな映像制作をして(しかも面白いのばかり!)、順調に仕事が拡大し、素晴らしいクライアント様と仲間に囲まれ、それなりの生活が出来ているのは、、、、、
サラリーマン時代のおかげだ、と。
僕がクライアント様からお仕事をいただけるのは、僕のクリエイティビティだけでなく、僕が、お客様とどう接して、どのようなアウトプットを出すべきか、というビジネス的思考をしているクリエイターなのではないだろうか、と気づいたんです。 その時、僕の中ではじけたのは、クリエイティブとビジネスというのは切っても切れないものであり、これからはクリエイティブとビジネスのバランスをうまく取っていかなきゃいかん、という事。 よく世の中では、「いやー、アートの事はよく分かりません」というビジネスマン、「いやー、お金の事はよく分からないんです」というクリエイターが多く、こういう方々はそれぞれ様々なシーンで困っているように見えます。(そうでなかったらすみません。。。) 一方、経済大国として、ほとんどの国民が飢える心配をせずに生活できるようになった日本では、作れば売れる時代はとうに終わり、感性に訴えた商品やサービスが売れ、感情に訴えたセールスに結果が伴う時代になりました。 2006年に発売されたダニエル・ピンクさんの「ハイ・コンセプト」が象徴するように、右脳が主役、IQよりもEQ、機能だけでなく「デザイン」、論理ではなく「共感」、まじめだけでなく「遊び心」、、、と、ビジネスマンもアート的感性、クリエイティブな感覚を求められるようになってきているようです。 とは言っても、デザインが出来ないから、絵を描く事に興味がないからビジネスの世界に入った方々は、「感性を伸ばせ」と言われても、どうしていいか分からないと思うんです。 その点、非常に手前味噌ですが、僕は元ビジネスマン、現クリエイターとして活動させていただいていますので、もちろん、まだまだ修行中の身ではありますが、クリエイティブとビジネスの狭間に苦しむ方々の気持ちが分かります。 映像制作というクリエイティブなビジネスをしている僕だからこそ、お役に立てる事があるんじゃないかと思ったんです。 普段のビジネス・ライフに活かしていただけるような、映画の見方や視点の持ち方を解説させていただく という事はどうだろう、と思ったわけです。
多くのビジネスマンも楽しまれている、映画は「総合芸術」、「最大の娯楽」と言われる通り、正にクリエイティブ(アート)とビジネスが絶妙なバランスの上に成り立っています。 しかし、映画ファンの多くのビジネス・パーソンは、2時間の間にクリエイティビティが刺激されまくっている事、ビジネスのヒントがごろごろしている事を、もしかしたら意識されていないかもしれません。と言う事で、僕がこのサイトでご提案したい事は、
でも、映画の粗探しをしたり、辛口批評したりして、ネガティブな気分になるのは好きじゃないので、良い話しかいたしません(笑)。 人によって感性が大きく異なりますので、何の役に立たない方もいらっしゃるかもしれませんし、僕の意見を異にする方もいらっしゃるかもしれません。 でも、何かしらで刺激になった方がいらっしゃいましたら、
ここまで読んでいただいて誠にありがとうございました! |
■ファイブ・スター・ムービーズ リスト
|
■僕が書いています 1973年東京出身。中央大学法律学部法律学科卒。6年間のサラリーマン生活の後、29歳で渡加。バンクーバー・フィルム・スクールにて映画製作を学ぶ。 |